電子工作の知恵袋

 
 

 

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 電子部品の基本 その3

抵抗器の定格

 

抵抗器を、私たちが住んでいる現実世界で利用するには、抵抗値以外のいろいろな仕様も理解する必要があります。
机上の計算では抵抗値だけで良いのですが、現実世界の抵抗器には抵抗値以外にいろいろな利用するうえでの制約があるからです。
つまり理想的な抵抗器ではないということですね。
特に定格と呼ぶ一連の仕様は使用する上で非常に重要なものですので良く理解しておきましょう。


 

1)公称抵抗値 


抵抗器に示されている抵抗値で、E系列と呼ばれる等比数列が使われています。
このために「4.7KΩ」など中途半端な数値となっています。

等比数列とは、1〜10までの1桁の数値を比が同じになるように等分した数値です。
3つに等分したものを「E3系列」と呼んでおり、3・6・12・24・48・96・192 まであります。

一般には E24 までが使われますが、高精度が必要な場合はその上も使われることがあります。
E系列の数値が大きくなるほど抵抗値の精度が高くなります。
抵抗値の数値も E24 までは 2桁、それ以上は 3桁表示になります。

抵抗値の多くある高いE系列を使うとコストが上がってしまうので、出来るだけ低いE系列を使った方が標準化にもつながるので得策です。
目安として次のように使い分けると良いでしょう。
 

一般的なデジタル回路            E6数列

高精度デジタル回路、アナログ回路    E12数列

高精度アナログ回路          E24数列

特別に精度を要求される場合      E48〜E192数列


 

2)公差


抵抗値に対する誤差の最大値を示しています。
E24まででは、10%、5%、1%、があります。

交差が小さい=精度が高い、となりますが、1%以下のものは当然高価になります。


 

3)定格電力


抵抗器に消費できる許容電力を表します。
周囲温度が25℃を超える場合(70℃のものもあります)は温度に応じて許容値が下がってきます。



4)温度係数


抵抗値の温度変化率を表わします。

抵抗体の材料によって違いがあり、カーボンでは400ppm,酸化金属では50〜200ppm程度です。
高精度のアナログ回路の場合は注意する必要があります。

 







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