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更新2022/06/08

フリップフロップ

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双安定マルチバイブレータ(bistable multivibrator)とも呼ばれ、トリガによる変化を記憶し続ける回路です。

SRフリップフロップ(SR F/F)

NANDゲート2つで構成されます。
一瞬でもS(セット)が「0」になると、Qが「1」になり、以後Rが0になるまで保持します。
同じく、一瞬でもR(リセット)が「0」になると、Qが「0」になり、以後Sが0になるまで保持します。
SRフリップフロップ回路図

SR F/Fは、スイッチのチャタリングをキャンセルする回路としても使うことができます。
スイッチをオンすると、通常はスイッチ入力例でも書いたように、スイッチのチャタリングで誤動作を起こします。
もし、SR F/FのSまたはRにスイッチをつなぎ、GNDとの間でオンオフすると、F/Fがチャタリングを無効化してくれます。
覚えておきましょう

Dフリップフロップ(D F/F)

CPが「1」の時に、Dの状態を読込み、CPが「0」の時にその状態を保持します。
メモリーとして使われます。
Dフリップフロップ回路図
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電子回路とファームウェア専門の元エンジニアが、初心者の頃の疑問や勉強・経験で知った「そうだったのか」を2009年から書いています。

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