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更新2023/11/04

LEDの順方向電圧

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順方向電圧以上で光る

LEDなどのダイオード系の半導体は、作動させる(光る)ために、ある一定以上の電圧が必要です。
LEDの場合、それをVf(順方向電圧)と呼びます。
昔の(?)LEDのVfは1~2V程度でしたが、最近の超高輝度LEDはVfが3~5Vと大きくなってきました。

LEDの電圧・電流特性と制限

LEDの一般的な電流と電圧の関係をグラフで表すと以下のようになります。
LEDの電圧電流特性グラフ
この順方向電圧を超えると、電流が急激に流れだす性質(つまり抵抗が急激に低くなる)があるため、何も考えずに印加する電圧を順方向電圧以上にどんどん上げていくと、あっという間に熱くなり燃え尽きてしまいます。
LEDの制限抵抗でも説明していますが、LEDを使うには、電流を制限するなんらかの方法が必ず必要です。
つまり、LEDを安定的に使うということは、使用する環境下でこの順方向電圧以上を印加し、かつ燃えない電流以下で使うという事になります。

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電子回路とファームウェア専門の元エンジニアが、初心者の頃の疑問や勉強・経験で知った「そうだったのか」を2009年から書いています。

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