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LEDの基本 その2


温度

 

 

    LEDというのは基本的には半導体ですので、温度に大変弱いという特性があります。

    これはLEDの半導体接合面の温度が150度を超えると半導体として機能しなくなるからです。

    普通のフィラメントランプなどは、フィラメントが千度前後になって、まさに火が燃えているその光を利用する感じですが、LEDは逆です。

    冷たい光といわれることもあります。

    冷たい光ですから、熱くなると、壊れます。

    電子工作などで、その点をよく考慮して製作しないと、最近のLEDはあっという間に壊れてしまう可能性も大です。

     

    さて、照明用のLEDといわれるようなものは、特に気をつけなければなりません。

    なぜなら、LEDなのに発熱が大きいからです。

    それでも、フィラメント電球に比べて全然熱くないのですが、LED自体のパッケージが小さいこともあって、スペースの狭いところに押し込まれることがよくあります。

    スペースが狭いと、当然放熱しにくくなりますから、LEDの温度はどんどん上がっていきます。

    で・・・、最後は(煙を出して!?)終わる・・・。

     

     

     

    この写真は、基板上に実装した、最近の白と橙色のチップLEDを映したものです。

    写真だとわかりにくいかもしれませんが、数千mcdのレベルで発光する代物です。

    今までのものが、数十〜数百mcdですので、驚くべき違いですね。

    直視すると目が痛いぐらいに明るく見えます。

    20mAも流していないのにこの明るさとはまさに驚きです。

     

    ところで、この明るいLED。

    密閉空間に何個も実装すると、かなり熱くなってきます。

    以前、50x50x10mm程度の空間に10個実装した時は、制限抵抗の発熱と相まって、基板が相当熱くなった経験があります。

    消費電力を計算すれば、それなりに納得できるのですが、電球と比べてLEDは使用数が増える傾向にあるので要注意です。

     

    LEDといえども、昔風の小さい明るさもそれほどないタイプなら、熱の発散など考える必要もなかったのですが、最近のパワー系LEDはそのあたりをよ〜く考えて設置しないと、すぐ壊れたということになりかねないですね。

     


    (知恵の小袋)

     

    ところで、車の室内温度というのは閉め切った状態で日中カンカン照りの状態で数時間放置すると何度くらいになるか知っていますか?

    かなり熱いというのは、みなさん経験的にご存じでしょうが、実は、測定してみると軽く70度を超えます。

    ダッシュボードなど日光が当たっている部分は、100度をこえることもざらです。

    こんな状態で、熱に弱いものを置いていたらダメになるのはあたりまえですね。

    (人や動物を車室内に置いて買い物なんて危険です!窓を開けていても40度や50度になることもあります)

    そう考えてみると、車室内の電子機器は良く大丈夫だなというのが実感できます。

    昔は、CDやカセットテープをダッシュボードの上に放置していたら、グニャグニャになったという話をよく聞きましたが、温度を聞くと当たり前という感じです。

    車でLEDを使うことを考えている方は、夏は要注意ですよ。

     



     その3 制限抵抗 に続く
     

     

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