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更新2022/06/20

UARTの使い方例

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本章では、PIC16F690で作る汎用モジュールPIC16F690汎用Cソースコードを使い、PIC16F690を使ったUARTの具体的な使い方を説明します。

基礎技術だが少々難易度高めのUART

マイコンを使うと、他のデバイスとデータのやり取りをしたい時があります。
PIC16F690をはじめほとんどのマイコンにはUART機能が内蔵されており、他デバイスとシリアル通信が可能です。
実際にUART機能を使うには、マイコンのハードウエアだけでなくプログラムも作る必要があり、プログラムに慣れていないとハードルが少々高いのが難点です。
本章では、プログラムを含めた簡単な例を挙げておきます。
参考:UARTの基本
参考:UARTの電圧

想定機能

例として、以下のような機能を持ったモジュールを考えましょう。
 ①SWの変化を検出・確定する
 ②上記、SWオン確定で0xff、SWオフ確定で0x00の1バイトデータをUARTで外部に送信
 ③UARTの割り込みを使って外部からデータを受信
 ④PWM出力を使って、LEDを制御する
 ④外部からのデータが、0xffでLEDを点灯、0x00でLEDを消灯

配線例

PIC16F690で作る汎用モジュールのマイコンモジュールを中心に、以下のように配線したと想定します。
PIC16F690 UART利用回路例

プログラム例

PIC16F690汎用Cソースコードを使い、その一部を下記のように書き換えます。
記載されていない他の部分は、そのまま使用します。

UARTを使いこなすことができれば、他と連携することができるようになるので、電子工作の範囲がグンと拡がります。

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電子回路とファームウェア専門の元エンジニアが、初心者の頃の疑問や勉強・経験で知った「そうだったのか」を2009年から書いています。

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