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更新2022/06/20

内蔵PWMでイルミネーション

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PIC16F690で作る汎用モジュールのPWMを使ったイルミネーション電子工作例を紹介します。
自分の思う通りにピカピカさせることができれば、おもわず魅入ってしまうこと請け合いです。
この章では、PIC16F690で作る汎用モジュールPIC16F690汎用Cソースコードを使います。

(1)回路例

今回のPWMの応用例では、以下のようにBR3368 スタンレー電気の赤色LEDを20ケ使用したイルミネーションです。
汎用マイコンモジュールを使ったイルミネーション回路図
LED一列に流れる電流は約20mA、全体で約100mAほどです。
電源電圧は11~16Vで最大電流が150mA以上の安定化電源またはバッテリーを使用します。
電圧と電流が満足できれば、乾電池や車のバッテリーもしくは平滑化されたDCを出力するACアダプターでも問題ありません。

尚、電源電圧の補償処理を行っていないため、電源電圧11Vと16VではLEDの輝度に差が発生します。
使用する抵抗は電力定格が0.25W以上のものを使用してください。

(2)PWMソフトウエア

今回の回路用プログラムは、LED電流をPWM制御して明るさがゆっくりと自動で変化するように制御します。
PWMのオンデューティが一定時間毎に0%から100%までゆっくりと変化し、100%に到達したら逆にゆっくりと0%に向かって変化します。
以上の繰り返しを無限に行うプログラムです。

このプログラムを実行するとLEDの明るさがフワ~とゆっくり変化していきます。
妖しい(怪しい?)雰囲気を醸し出すことでしょう。
LEDの色を1種類ではなく、同じ列に何種類か混ぜることができますので、クリスマスツリーの飾りにもいいかもしれません。

main関数と割り込み関数内に以下の処理プログラム記載します。
記載以外の部分はPIC16F690汎用Cソースコードを使います。

PIC16F690汎用Cソースコードをベースに作成したので、ゼロから作るより簡単です。
このプログラムに、あなたが手を加えることで更に色々なパターンを作り出すことができるでしょう。

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中の人

電子回路とファームウェア専門の元エンジニアが、初心者の頃の疑問や勉強・経験で知った「そうだったのか」を2009年から書いています。

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